【カメラマンリポート2023】
記録的な猛暑を乗り越えて、サニーファーム小関では今年も収穫の秋を迎えることができました。一般米・飼料米ともに適期に刈り終え、出荷作業も順調に進んでいます。
「こんな夏は初めてだった」と、株式会社サニーファーム小関の代表取締役小関健登さんは、全国で記録的な暑さとなった今年の夏をそう振り返りました。
特に、一日の最低気温が下がらないのが稲には大きなストレスでした。出穂した稲は、夜間の涼しくなった時間帯にたっぷりと養分を蓄えます。しかし、夜になっても気温も水温も高いまま。稲が養分を吸収するのに支障をきたすほどでした。
作業する側の人間にとっても、やはり過酷な夏でした。
早朝から午前10時まで働くところ9時には切り上げざるを得ず、午後も例年よりも約1時間遅い夕方5時からようやく作業を再開する…というもどかしい日々でした。一日にして2時間も短い時間で仕事をこなす必要がありました。
サニーファームの今年の作付面積は35ヘクタール。広さにするとなんと東京ドームの約7.6個分なのです。
稲の刈り遅れは胴割れや未熟米の原因になってしまいます。美味しいお米をお届けするために暗くなっても作業は続きます。
先日、山辺町立相模小学校5年生が稲刈りの体験学習を行いました。春にサニーファームで田植えを体験した皆さんが、今度は鎌を持っての稲刈りに挑戦です。(写真:専務取締役小関健史さん)
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