2025年新米の出荷が始まりました。
朝晩がぐっと涼しくなり、いっきに季節が進んだようですね。サニーファーム小関では、稲刈りが3分の1ほど済んだところです。それと同時に、出荷も順調に進んでいます。
ここ数年でもう当たり前のようになってしまった夏の酷暑をくぐり抜け、品質もまずまずの良好。この秋も美味しいお米を皆さまにお届けいたします。
小学生の稲刈り体験
9月22日(月)☀
山辺町立相模小学校5年生の皆さんが授業の一環で稲刈りの体験にきてくれました。6月に田植えをしてくれた皆さんです。お天気も良く稲刈り日和☀です。ほとんどの子が初めて手にする鎌に戸惑い気味。サニーファームのスタッフといっしょに地域の方々も参加して丁寧に指導してくださいました。






藁で稲を束ねる
刈り取った稲の束を藁でしばります。紐で縛るのとはわけが違ってなかなか難しそうです。余談ですが「ひねって」という言葉が通じないことに「これは世代間ギャップなのか…」と少々焦りを感じたという健史専務。どうなんでしょうね💦




稲の束をバケツリレー方式で協力
束ねた稲を干す杭掛け。稲の束が重ねるので相当な重量になります。ぐら~っと倒れては大変ですから支柱をしっかりと地面に突き刺します。さあここからバケツリレーならぬ稲の束リレーの始まりです。せっせと束をお隣りへ手渡します。みんなが協力し合って立派な杭掛けが見事に並びました。





新米出荷開始!
新米の出荷が9月17日(水)から始まりました。毎週一回水曜日が出荷の日です。
山辺町を中心とした6件10人の米農家さんで組織する「農業組合法人山辺アグリFF」の仲間とともに出荷作業を行っています。協力は強力です!!



まずは検査を受けて、どれだけ良質なの米になっているか品質を確かめます。
今年も全糧1等級の称号を受けるためにすべて出荷が済むまで気が抜けません。






連携プレーできれいに素早く積み込み完了。間もなく出発します!この日は1200袋が県内各地・東京方面へ向けて出荷されて行きました。
稲刈りはこれからがピーク



サニーファーム小関の稲刈りはおおよそ3分の1まで進んだところです。これからがいよいよ稲刈りのピーク。出荷のタイミングや量を考慮しつつ刈ることも重要なポイントです。スムーズな出荷を心がけながら収穫を進めます。



トラックと大きな稲刈り機もリモコンで難なく操作。農業もデジタル化が進み広大な面積でも人数をかけずに少ない負担でスマートに仕事ができています。すごい!
手作業の良さもあります。
収穫を翌日に控えた田んぼの中で雑草取りをしている🌸さんの姿がありました。この雑草は一見は稲によく似たヒエという草です。稲の株をかき分けるように生えてくるヒエを根っこから丁寧に刈り取ります。「屋外で働くと健康になります。雑草も無くなってすっきりするし、私の方も身も心もすっきりします」と、輝く笑顔で教えてくれました。額に汗して味わう爽快感は何事にもかえがたい良さがあるようです。


今年も美味しいお米を皆さまのもとへ
土作りから始まり苗の準備、田植え、防除、草取り、稲刈り、そして出荷へと今年も一年を通してお米と真摯に向き合ってきました。夏の酷暑、大雨や日照り等、常に天候を心配しつつ日々の管理に心を注ぎ、今こうして無事に出荷の時を迎えています。安全で美味しいお米を皆さまのもとへ届けるためサニーファーム小関は一丸となって頑張っています。サニーファーム小関の新米をどうぞ楽しみに待っていてください!!(カメラマンリポート:tomophotoサトウトモミ 2025.09.)